静岡図上訓練に参加。ITが果たせる役割とは?(速報中)
再び、情報支援レスキュー隊(IT DART)理事の上村です。
今回は、本日12月12日より開催している「静岡県内外の災害ボランティアによる救援活動のための図上訓練」について、IT・情報支援が果たせる役割を考えていきたいと思います。訓練第一日としては、速報としてご報告できましたら。順次アップし、2日目目の訓練と合わせて、随時追加記載していきます。なお、所属としては(特非)神奈川災害ボランティアネットワークとしての参加です。
第1日目速報
12月11日12時30分より、プログラムが始まっているます。今回は、第11回目。県内プレーヤー122名、県外プレーヤー60名、支援チーム(本部)31名、ビジター(入門生)40名、ワーキンググループ(スタッフ)36名が参加とのことです。
第1日目プログラム
- 開会・オリエンテーション
- 【座学】訓練の目的や県内の体制等の共有
- 【WS1】地域災害時の「困りごと」と解決策を考える
- 交流会
地区防災計画~修善寺ニュータウンの事例~
座学では、地区防災計画について、伊豆市(修善寺ニュータウン)の自主防災組織の方から事例発表がありました。世帯数は、700軒ほどで、その半分は別荘、残り350軒も自治会が入っている方は250軒ほど。高齢化率も5割近く、土砂災害警戒区域も32個所(特別警戒区域は31か所)もある地域です。
<災害時の情報発信>
情報面では、定住者と別荘に訪れている方、自治体加入者と未加入者との情報のギャップをいかに埋めるかが課題とのことです。回覧板では間に合わない、そもそも自治会加入者にしか伝わらないので、学校のお知らせなどで使われている携帯メール配信サービスを導入できないか検討中とのこと。また、FMラジオに、一時的な避難所など開設した場合は、FAX経由で放送していただいているという取組みはすでに始まっているそうです。
<要支援者等の安否確認>
発災後、黄色いハンカチを家の前に出す事により、防災員が一軒一軒安否確認をする方式で確認を取るとのことです。
<災害時のニーズ調査>
こちらは、自主防災会でニーズを拾え上げられないか検討中とのこと。
静岡県内の災害ボランティアセンター支援体制
※順次更新していきます!